多岐にわたる産業のニーズに応える、粉体受託加工のパートナー
セイシン企業
おすすめポイント
こぶし大からマイクロ粒子まで対応可能
ラボ試作から量産までスムーズに移行
FSSC22000認証工場のクリーン環境で加工
基本情報
| 対応可能な工程 | 粉砕、混合、分級、造粒、乾燥 |
|---|---|
| 小ロット生産 | ◎ 数gから |
| 大量生産 | ◎ 数100t |
| 創業年 | 1968年 |
| 所在地 | ■本社 東京都渋谷区千駄ヶ谷5-34-7NX新宿ビル9F ■工場所在地 ・日光工場 ・利根川工場 ・古河開発研究所/古河出荷センター など |
目次
セイシン企業の特徴①:対応能力の高さと柔軟性に強み
セイシン企業が提供する粉体受託加工サービスは、その対応能力の高さと柔軟性に強みがあります。さまざまな業界の製造業が抱える粉体加工の課題に対し、最適な対応ができるよう、幅広い設備とノウハウを備えています。ここでは、そんなセイシン企業の対応力や柔軟性についてご紹介します。多様な粉砕方式に対応する豊富な粉砕機ラインナップ
セイシン企業では、多岐にわたるニーズに応えるため、さまざまな種類の粉砕機を保有しています。たとえば、数十ミクロンから数ミクロン程度の微粉砕を得意とするジェットミルは、圧縮空気を利用して熱をかけずに粉砕できるため、熱に弱い原料の加工に適しています。ジェットミルに次ぐ乾式微粉砕が可能なインペラーミルは、衝撃とせん断の組み合わせにより、軟質樹脂や繊維状粒子の粉砕にも利用されます。また、スパイラルミルは刃の高速回転で発生する気流により熱の蓄積を抑える構造で、樹脂ペレットやフレークの常温粉砕に利用されています。
鋭利な回転刃で破砕するクイックミルは、熱の発生を比較的抑えながら、造粒物の整粒や凝集物の解砕に活用されます。このようにさまざまな粉砕機を使い分けることで、原料の特性や目的に合わせた最適な加工方法を提案することが可能です。
特殊な環境下での粉砕加工にも対応
セイシン企業では、一般的な粉砕加工だけでなく、特殊な環境下での加工にも対応しています。たとえば、粉塵爆発のリスクがある原料や、酸化や吸湿を避けたい原料には、不活性雰囲気下での粉砕加工が可能です。また、加熱圧縮エアーを用いることで、熱を加えながら粉砕する加熱粉砕にも対応しています。さらに、液化窒素の超低温(マイナス196℃)を利用する冷凍粉砕は、常温では粉砕が難しい物質の加工に適しています。また、湿式粉砕にも対応しており、ビーズミルやボールミルなどを利用した加工も可能です。
セイシン企業の特徴②:粉砕以外にも総合的に対応できる体制
セイシン企業の受託加工サービスは、粉砕加工だけにとどまりません。お客様のニーズに応じて、粉砕の前後のプロセスにも対応できるのが大きな強みです。ここでは、セイシン企業で対応できる幅広いソリューションをご紹介します。分級、乾燥、造粒など粉体加工を一貫サポート
粉砕した後の粒子を、サイズや形状で選り分ける分級も受託しています。ジェットミルやインペラーミルなどの粉砕機と分級機を組み合わせることで、より精度の高い製品を製造することも可能です。また、粉体に含まれる水分や溶剤などを除去する乾燥加工も提供しています。特定の原料に合わせた乾燥方式を選択することで、品質を保ちながら効率的な乾燥を実現します。さらに、粒子を望ましい形や大きさにそろえる造粒も可能です。粉砕から分級、乾燥、造粒まで、一連のプロセスをセイシン企業に依頼することで、複数の業者に依頼する手間を省き、工程管理を一本化できるメリットがあります。
粉体コーティングや異物除去にも対応
粉砕加工と同時に、粒子の表面をコーティングする粉砕コーティングシステムも構築できます。二流体ノズルを用いることで、原料の粉砕と表面コーティングを同時に行うことが可能です。これにより、特定の機能を持たせた複合粒子を効率的に製造できます。また、原料に含まれる鉄分などの異物を取り除く異物除去にも対応しています。製品の品質を左右する異物の混入を防ぐためのプロセスを、粉砕の前後に組み込むことで、より安心して製品の製造を進めることができるでしょう。これらの粉砕以外の技術を組み合わせることで、顧客の製品開発や製造プロセスの多様な課題に対応できる点が、セイシン企業の受託加工の大きな特徴です。
セイシン企業の特徴③:課題解決に向けた提案力
セイシン企業が選ばれる理由のひとつとして、粉体加工を受託するだけでなく、顧客の課題を解決するための提案力に優れている点が挙げられます。ここでは、そんなセイシン企業のきめ細やかなサポート体制についてご紹介します。提案から加工までのきめ細やかなサポート体制
セイシン企業では、顧客の要望を詳細にヒアリングし、最適な粉砕方法を提案しています。たとえば、熱に弱い原料であればジェットミルを、樹脂であればインペラーミルやスパイラルミルを、など原料の特性に合わせた粉砕機を適切に選定します。また、粉砕だけでなく、その後の分級や乾燥、造粒といった工程も考慮した、総合的なプロセスを提案することができるのも魅力です。
