樹脂製品の粉砕受託加工依頼を検討している人は、技術力が高く信頼できる業者を選択することが重要です。今回は、樹脂製品の粉砕受託加工でおすすめの会社として、ホソカワミクロン、株式会社ウイズ、大同化成工業株式会社など7社の特徴や魅力、具体的なサービス内容などを詳しく解説します。加工の依頼先を探している人は、ぜひ参考にしてください。
ホソカワミクロン

引用元:https://www.hosokawamicron.co.jp/
| 会社名 | ホソカワミクロン株式会社 |
|---|---|
| 所在地 | ■本社 大阪府枚方市招提田近1丁目9番地 ■工場所在地 ・つくば篠崎工場 ・つくば和台工場 ・大阪事務所技術開発センター ・東京事業所 東京テストセンター |
| 電話番号 | 072-855-2226 |
電子材料、二次電池、樹脂などの最先端分野において、「数cmの塊を数μmまで粉砕したい」「数十μmの原料をシングルμmの超微粒子、あるいはサブミクロンまで到達させたい」「熱に弱い原料を変質させずに粉砕したい」といった要求は、年々高度化・複雑化しています。しかし、これらの難加工を自社設備や一般的な受託加工で実現するのは容易ではありません。 粉体技術のグローバルリーダーである同社の受託加工サービスは、1916年創業以来の技術基盤と、1930年に同社が開発した初の微粉砕機「ミクロンミル」から約95年にわたり磨き続けてきた先駆者としてのノウハウを、そのまま自社のサテライト工場として活用できる極めて贅沢なアウトソーシング先です。具体的にどのような粉砕の強みがあるのか、詳しく見ていきましょう。
整粒・解砕から超微粉砕まで業界最大級の粉砕機ラインナップ
同社の粉砕受託加工が強力に支持される最大の理由は、自社開発による粉砕機の圧倒的なバリエーションと膨大なノウハウを利用して最適な装置を選択できることにあります。原料の性状や、求める粒子径に応じて、最適な方式をピンポイントで選択可能です。整粒・解砕(数cm〜50μm)
凝塊物やケーキを優しく解きほぐす「ニブラ」や、解砕によく使われる「フレーククラッシャ」「ファーマミル」微粉砕(数百μm〜5μm)
高効率な万能機「ACMパルベライザ」やピンミルである「ファインインパクトミル」、ナイフ状のブレードにより切断するような形で粉砕する「フェザミル」超微粉砕(10μm〜サブミクロン)
気流の衝突力を利用した「カウンタージェットミル」「スパイラルジェットミル」や、圧縮せん断摩砕を利用しつつ、硬くて粉砕しにくい不純物を排除しつつ粉砕できる「スーパーミクロンミル」「粗粉砕から微粉砕まで段階的に処理したい」など、ターゲットとする粒度と原料特性に応じた最適な機種選定を提案してくれます。
熱に弱い原料・吸湿性原料など難加工材料にも対応
もう一つの強みは、通常の粉砕機では加工が難しい原料への対応力にあります。例えば低融点・低ガラス転移点の樹脂原料、吸湿性が高く凝集しやすい原料、強付着性の原料といった加工が難しい材料でも、110年を超える粉体技術ノウハウを背景に対応可能です。さらに原料特性上、低露点環境・低酸素環境といった特殊雰囲気下での粉砕が必要な場合でも対応できるため、酸化や吸湿を嫌うデリケートな材料も安心して委託できます。また低温粉砕装置「リンレックスミル LX」は、樹脂・ゴム・エラストマー・食品・医薬品など熱に弱い原料を液体窒素で脆化点以下まで冷却して粉砕することで、熱変質を防ぎながら効率よく微粉化できます。分級機を内蔵しているため粒度分布のシャープな粉体が得られ、保冷ボックス構造による冷熱損失を抑えた省エネ運転も実現しています。
1gから量産まで対応するスケールアップ体制と、確かな品質保証
研究開発レベルの少量試作から商業生産規模まで、同原理の装置ラインナップで一貫してスケールアップ検証ができる点も、装置メーカーならではの強みです。 最小1g程度から処理可能な卓上ラボ機「ピコライン」から、年間数百トン規模の量産機まで、同じ原理や形状の粉砕機を自社内に保有しているため、ラボで得た最適条件をそのまま量産へ展開でき、品質変動リスクを最小化できます。加工直後には、各種測定機を用いて粒子径や流動性、かさ密度をその場で即座にデータ化。一般加工15区画・清浄加工5室という厳格な独立環境に加え、装置のセラミックス仕様による金属コンタミ対策も万全であり、二次電池材料やファインセラミックスといった高付加価値分野の粉砕にも隙のない体制が整っています。
株式会社ウイズ

引用元:https://www.zeze.co.jp/
| 会社名 | 株式会社ウイズ |
|---|---|
| 所在地 | ■本社 滋賀県大津市湖城が丘1番29号 ■工場所在地 記載なし |
| 電話番号 | 077-523-1916 |
工業用プラスチック製品の製造を担う企業
ウイズでは、工業用プラスチック製品の製造を通してお客さんのビジネスと人々の暮らしを支えています。プラスチック製品の製造一筋で培ってきた技術とノウハウを活かし、質の高い製品の製造を通して数多くのお客さんのものづくりをサポートしているのが魅力です。また、プラスチック製品の加工に関する工程はすべて自社職人で一貫対応しており、柔軟な対応でさまざまなニーズに応えられるのも強みとなります。
小ロットから大ロットまで対応可能
ウイズでは、小ロットから大ロットまで多様な加工依頼に柔軟に対応しています。また、加工技術や納期についてもお客さんのニーズをしっかりと反映しており、二次加工や組み立てまでワンストップでのサービス提供が可能です。形状が複雑な製品や大型の製品にも対応しているほか、試作品の制作も受け付けてもらえるのもうれしいポイントとなります。受託製造・加工の対象となるのは、工業用プラスチック製品、プラスチック加工、ゴム加工、金属加工などです。さらに、製品の発送前には専門スタッフによる厳しい検査を実施しており、品質にも高いこだわりを持っています。
大同化成工業株式会社

引用元:http://www.daido-chem.co.jp/
| 会社名 | 大同化成工業株式会社 |
|---|---|
| 所在地 | ■本社 大阪市西淀川区竹島4丁目4番28号 ■工場所在地 ・大阪製造所(本社) ・春日部製造所 ・福井製造所 |
| 電話番号 | 06-6471-7758 |
最新技術を利用した提案
大同化成工業では、自社の研究スタッフが自らお客さんの生の声を聞いて開発へと活かすことを大切にしています。最新技術を使った提案と高品質なサービスの提供によってお客さんそれぞれのニーズにしっかりと応えており、化成品事業部・ライフサイエンス事業部・成形品事業部の3つの事業において幅広い採用実績を誇っているのが魅力です。各事業部によるサービス提供を通してお客さんのビジネスをサポートしながら、人々の暮らしの安全性・快適性・豊かさの実現にも貢献しています。
問題解決につなげる技術力と生産力
大同化成工業のコア技術は、従来までのインキ用バインダー、接着剤、洗濯のりなどはもちろん、最近ではディスプレイ用粘着剤やコーティング剤、医薬品添加剤などの多様な産業分野において活躍する製品群を展開しています。提案時にはお客さんの抱える問題や課題を解決できるような高分子材料の設計にこだわっており、それぞれのニーズに対してスピーディーかつ的確に応えられる技術力と生産力を誇っているのが魅力です。日本コークス工業株式会社

引用元:https://www.n-coke.com/
| 会社名 | 日本コークス工業株式会社 |
|---|---|
| 所在地 | 東京都江東区豊洲3丁目3番3号(本店) |
| 電話番号 | 03-5560-1311(代) |
技術コンサルティングも行う粉体技術のパイオニア
粉体加工で60年以上の実績があり、機器開発から受託加工まで行っています。混合・乾燥・粉砕など、顧客の要望に細かく応えることが可能です。また、数百キロ~数十トン単位で依頼できるため、大量生産の味方になります。電池材・電子部品・防錆材・ガラス・樹脂など、さまざまな製品の製造へ柔軟に対応可能です。そして、製造の計画段階から参加するコンサルティングも行っています。コンサルティングにより、目的に沿って効率的に材料や機器の選定ができるでしょう。
また、コスト・品質・短納期への意識も高く、導入により生産性を高めることが可能です。技術力だけではなく、長年の経験値を活かした提案力の面でも頼りになります。
高機能新素材の製造設備の面でも実績豊富
日本コークス工業では、FMミキサやコンポジを利用し、超高速で粒子撹拌を行います。異種素材が複合することで、粒子の高機能化が可能です。新素材開発にも積極的です。そして、不揃いな粒子形状を揃えることも可能です。粒子をコーティング・球体化することで、充填率低下やクラックを防ぎます。製品不良が軽減することで、最終的にコスト削減にもつながるでしょう。
長年の実績と豊富な設備により、企業の新たな取組みに力添えしています。
アシザワ・ファインテック

引用元:https://ashizawa.com/
| 会社名 | アシザワ・ファインテック株式会社 |
|---|---|
| 所在地 | 千葉県習志野市茜浜1−4−2 |
| 電話番号 | 047-453-8111 |
アシザワの受託加工における4つの強み
アシザワには4つの強みがあり、それらが製造業からの信頼につながっています。ひとつめに、乾式・湿式の対応です。機器が豊富に揃っているからこそ、柔軟な対応が叶います。また、100ミリリットルからの依頼が可能です。必要な量のみが手に入るため、コストを抑えやすいでしょう。2つめに、提案力と質の高さです。受託加工には専門部署を設置しており、企業に最適な技術を提案しています。また、粒子評価も行うため、品質向上が効率的です。スムーズに、納得のいく段階へたどり着くでしょう。
3つめに、迅速な対応力です。ニーズに合わせて臨機応変な対応を行います。また、営業・技術者が連携しており、緊急依頼への対応も可能です。企業のイメージアップや、顧客獲得にも貢献するでしょう。
4つめに、安全性の確保です。機器はシングルパーツまで洗浄し、異物混入や汚染を防止します。また、有機溶剤使用時は、防爆室を使用するため安全です。信頼される品質を維持するために、環境設備が徹底されています。
微粉砕・分散に特化した技術コンサルティングも行う
アシザワ・ファインテックでは、企業の研究段階からサポートを行います。サンプル作成なども可能なため、スムーズに開発が進むでしょう。また、微粉砕機メーカー独自の視点でアドバイスを行います。専門知識を提供するコンサルタントとして頼もしい存在です。企業内で専門部署設置が困難な場合や研究機器購入ができない場合に大いに頼りになる存在です。
ミッケル化学

引用元:https://miccheal.co.jp/
| 会社名 | ミッケル化学株式会社 |
|---|---|
| 所在地 | ■本社 東京都江東区石島2-14 ■工場所在地 ・高石工場 ・常総工場 |
| 電話番号 | 03-5633-2520 |
70年以上の実績をもつ
ミッケル化学は創業から70年以上の長い歴史を持ち、その間に培われた経験と専門知識が同社の強みとなっています。粉体加工技術に特化したサービスは、少量の試作品から大量生産まで柔軟に対応可能です。とくに混合と充填、小分け・詰め替え作業における技術力には定評があり、これまでに蓄積してきたノウハウを活かした高品質な加工を提供しています。品質管理にも力を入れており、43年間にわたり品質に関するクレームゼロを継続し、品質を理由とした顧客の流出も発生していません。
毒劇物・危険物の取り扱いもOK
ミッケル化学の大きな特徴として、扱いが難しい化学物質にも対応できる点が挙げられます。有害物質や発火性のある素材など、厳格な法規制や安全管理が求められる物質の処理にも対応しています。医薬部外品や業務用洗浄剤といった特殊な化学製品も安心して委託できる体制を整えています。また、複雑な工程が必要な製品や多数の原料を混ぜ合わせる作業、取り扱いにくい包装材への対応も可能です。薬機法や毒物及び劇物取締法などの厳しい規制に準拠した管理体制のもと、安全かつ高品質な加工サービスを実現しています。
カセイ化学

引用元:https://www.kasei.info/
| 会社名 | カセイ化学株式会社 |
|---|---|
| 所在地 | ■本社 大阪府高槻市成合北の町511 ■工場所在地 ・本社工場 ・滋賀工場テクノセンター |
| 電話番号 | 072-688-5649 |
安定&スピード対応がうれしい
カセイ化学は長年にわたる委託加工の実績と独自に構築した生産管理システムにより、安定した製造活動と製品供給を実現しています。同社は品質の一貫性を特に重視しており、様々な加工工程において高い技術力と均質な成果を提供できる環境を整えています。専門の品質管理室には精密な測定機器が配備されており、顧客の多様な要望に対応しながらも品質のムラを最小限に抑えることが可能です。また、カセイ化学は「迅速な対応」を強みとしており、複数の混合機を備え、小規模から大量生産まで幅広く対応可能な体制を構築しています。急ぎの依頼や様々な生産ニーズにも素早く応えられるため、顧客満足度の向上に貢献しています。効率的な工程管理により納期短縮も実現できる点も、同社が多くの企業から信頼される理由です。
品質管理のための体制・設備が充実
カセイ化学では、製品の品質を確保するための体制と設備が非常に充実しています。同社は専用の品質管理室を設置し、様々な先進的な測定・検査機器を導入しています。粉末の特性を詳しく調べるパウダーテスターや、素材の粒子サイズを正確に測定できる各種装置を活用することで、製品の均一性を確認しているのです。また、複数の方式に対応した水分測定機器により、原料や製品中の水分量を正確に把握し、品質の安定化に役立てています。さらに、物性を測定する各種機器や精密な計量設備も配備されており、これらを総合的に活用することで製品の特性を多角的に評価することが可能となっています。
まとめ
粉砕受託加工の依頼先を探す際には、それぞれの企業の得意分野や技術力、加工実績、加工の流れ、強みなどをしっかりと理解して選定することが重要です。また、対応の柔軟性や信頼感を大切にしたい場合には、加工の全工程を自社工場・自社スタッフによる一貫対応にて行っている企業を選択するのがよいでしょう。さらに、急な案件にも対応してほしい・小ロットで依頼したい・加工工程を見学したいなど、依頼についての明確なニーズがある場合には、依頼先の企業で対応可能であるかどうかもチェックしておきましょう。樹脂製品の粉砕受託加工依頼を検討している人は、ぜひ参考にしてください。よくある質問
- Q粉砕加工とは何ですか?A固体材料を機械的に砕いて、より小さな粉末にするプロセスです。食品、医薬品、化学製品、プラスチックなど多岐にわたる素材に用いられるようです。
- Q樹脂加工とは何ですか?A樹脂加工とは、合成樹脂(プラスチック)を加熱・冷却・切削・成形などの技術で、様々な形や機能を持つ製品へと作り変える技術全般を指すようです。
- Qテスト粉砕をお願いする場合、どのくらいの量が必要ですか?A原料にもよりますが、5kg程度からテスト粉砕は可能な会社が多いようです。
- Q粉砕以外の加工はありますか?A粉砕だけでなく、粗粉砕・微粉砕・分級・詰替え・混合・表面処理・乾燥・測定等をおこなう会社もあるようです。
- Q粉砕加工後の切り替えはどのようにしていますか?Aその都度、清掃している会社が一般的なようです。
- Q粉砕粒度は何ミクロン位まで可能ですか?A乾式の粉砕でトップが5ミクロン~1ミクロン位まで対応可能な会社もあるようです。