引用元:https://www.toyohi.co.jp
| 会社名 | 東洋ハイテック株式会社 |
|---|---|
| 住所 | 大阪市北区万歳町3-20 北大阪ビル5F |
東洋ハイテックは、粉体プラントの専門企業として、高品質な受託加工で開発・生産を支援しています。独自の粉体技術センターを擁し、実機でのテストや技術開発を行い、専任担当制でスムーズな対応を実現しているのです。環境配慮と海外事業も強みです。今回は、東洋ハイテックの特徴を解説します。
高品質な受託加工でクライアントの開発・生産をサポート
東洋ハイテックは粉体プラント構築の実績から得た専門知識と経験を活かし、クライアント企業の製品開発や生産活動を強力にバックアップしています。同社はドイツNETZSCH社製の先進装置を導入することで、細かい粒子の加工における精度と効率を高めているのです。少量の試作段階から安定した少量生産まで一貫して対応できるため、研究開発部門から生産部門までシームレスなサポートが可能となっています。安心の製造環境と守秘体制
兵庫県丹波篠山市に位置する同社の粉体技術センターでは、第3棟・第4棟に独立した加工室を設置しています。これにより異なる材料間の混入リスクを排除し、清潔さと安全性を確保しています。また、機密情報の保護にも万全の体制を整えており、新製品開発など企業秘密を含むプロジェクトでも安心して委託できる環境を提供しているのです。
多様なニーズに応える設備と分析力
最新のジェットミルや効率的な分級機などを複数備えることで、さまざまな素材特性や目標粒度に合わせた加工が可能です。さらに粒子の大きさを測定する装置や電子顕微鏡、成分分析機器なども活用し、加工物の特性を詳細に把握・管理しています。このような総合的な技術力により、クライアント企業が求める品質基準を満たした製品を安定して供給しています。東洋ハイテックの受託加工サービスは、単なる製造委託先ではありません。技術パートナーとして、クライアントの製品価値向上と市場競争力強化に貢献する重要な役割を果たしています。
東洋ハイテックが提供する受託加工の3つの強み
東洋ハイテックの受託加工には、製品粒度の幅広さや処理量の多さ、コンタミゼロという3つの強みがあります。製品粒度の幅広さ
東洋ハイテックは、世界的に高い評価を受けているドイツNETZSCH社の様々な微粒子加工装置を数多く導入しています。この充実した設備環境により、極めて細かい0.8μmレベルの微細な粒子から比較的大きな粒子まで、多様な大きさに調整することが可能です。CGS流動層型やコンジェット方式など異なるタイプの加工機を使い分けることで、安定した精度での粒子管理を実現しています。このような技術力により、顧客が求める特性に合わせた素材提供ができるため、製品開発における細かな要求にも対応できます。
処理量の柔軟性
研究段階での少量試作から定期的な小規模生産まで、様々な生産規模に対応できる柔軟性が大きな強みです。新商品開発の初期段階や、一時的な需要増加時の生産補助など、顧客の状況に応じたサポートが可能となっています。兵庫県丹波篠山市の専用施設では、独立した加工室を複数配置し、材料間の混入防止と清潔な環境を維持しています。また、情報管理も厳格に行われているため、機密性の高い案件でも安心して委託できる体制が整っています。
粉砕メディアからのコンタミゼロ
東洋ハイテックの強みのひとつに「粉砕メディアからのコンタミゼロ」があります。同社は自社の粉体技術センターで受託加工を行い、複数の独立した清潔な加工室を用いることで、原料や工程間の異物混入リスクを極限まで排除しているのです。さらに、特殊な粉砕装置やアプリケーション技術により、粉砕メディア(粉砕に使用されるボールやビーズ)からの混入を完全に防止し、高純度な粉体を提供しています。このコンタミレス技術により、医薬品や電子材料など高い品質が求められる分野にも対応可能で、顧客の製品の安全性と品質向上に大きく貢献しています。
粉体技術センターを自社所有
東洋ハイテックは、自社の粉体技術センターを保有することで、業界内での競争優位性を確立しています。この施設は単なる製造拠点ではなく、同社の技術力と顧客サービスを支える中核的な存在となっています。実機検証による品質保証
東洋ハイテックの粉体技術センターでは、実際の製造規模に近い条件でのテスト運転が可能です。これにより契約締結前の段階から実環境を想定した精密な検証作業が行えるため、装置導入後に発生しがちな問題を事前に特定し解決できます。こうした入念な事前検証は、納入後の設備立ち上げをスムーズにし、お客さんの生産活動における時間的・経済的ロスを最小化します。
多様なニーズに応える柔軟な対応力
センター内に配置された様々な最新機器により、少量の試作品製造から継続的な小規模生産まで幅広く対応することが可能です。これはお客様の研究開発活動を加速させるとともに、生産効率向上にも大きく貢献しています。さらに、この環境を活用した独自の機器開発や既存技術の改良も積極的に進められており、より効率的で省力化された製品の創出につながっています。
